虎ノ門・新橋リーマンランチ殿堂⑪/西新橋 太田屋食堂
今日は、虎ノ門・赤坂・西新橋のランチ王、じょにー。さんからご指名をいただいていた「太田屋食堂」をご紹介します。
慈恵会病院そばの日比谷通り沿いにひっそりと佇んでいます。以前前を通ったとき、「こんな店があるんだ」とは思っていたのですが、さすがはランチ王のじょにー。さん、見落としていませんでした。
昭和一桁生まれのご主人とその奥様とお見受けする女性2人で、向かい合って5人ずつ座れるカウンターだけのお店を切り盛りしています。

メニューはこちら。見にくいですが、昼食時は6種類あることになっていますが、この日はあじフライととんかつはなかったようです。

当初の予定通り「カレーランチ(750円)」を注文。
メインのカレーのほか、味噌汁、漬物、冷奴、煮物、ポテトサラダが付いています。

煮物には、大根、人参、いんげん、里芋、ちくわ、さつま揚げが使われています。
ははっ、読んでいた通りカレーの上に色々なおかずが載ってます。
目玉焼き、ウインナー、揚げシューマイ、スパゲティ、キャベツの千切り、サケフライ、そして人参と玉ねぎのかき揚げまで載っています。
カレーはポークカレー、昔ながらの、というか昔の家庭でしか食べられないような小麦粉をしっかり使った辛くない黄色いカレーです。肉は比較的薄めの豚小間だと思います。結構入っていました。

カレーを食べ進めていくと、カレーの中からちょっと信じられないものが発見されました。
なんと玉子焼きとかまぼこです。
正直、揚げものと異なりカレーに合うとは思えません。
要は、ひがわり定食に使われているおかずは全てカレーと一緒に出てくるということです。
おかずは全てのメニューに共通なものを予め作り置きしてあるので、熱々ではありません。きっと弁当のおかずにも使うのでそうしているのだ、とポジティブに解釈することにしました。
値段とおかずの多さを考えると、味について四の五の言っても始まらないでしょう。
これだけ色々なものをこの値段で食べられるだけで十分だと思います。
ちなみに、入り口とは別の角の方には厨房と直結する出入り口が弁当売り場となっています。「歴史を誇る伝統的手法」で作られているそうです。
【結論】
がっつり食べたいけど、色々な種類のものが食べられるからいいんだ、と言い訳したい方にお勧め。
訪問日:2007/2/16 昼
お店の情報はこちらで→ じょにー。さん@ランチ王の記事
この記事へのコメント
他にも謎なメニューが多くて、ひがわりと盛合わせはどう違うんだ(納豆の有る無し?)とか、ランチと同じぐらいボリュームがあるらしい朝定食とか。ひがわりもおかずが全く変わってないような。
かまぼこと玉子焼きまで、しかもその上にルーを思いっきりかけるとは考えもしませんでした。結局、ひがわりのおかずのうち、カレーランチについていなかったのは大根おろしと生卵だけのようです。
カレーと150円違いでこれだけおかずが付くのはあまりないでしょうから、わざわざここに行くならカレーランチだと思います。600円であのカレーなら他でも食べられるでしょうし。
良く見ると入り口には出ているけど店内メニューには出てないものも結構ありますね。メニューごとに違うおかずを用意しているとは思えないので、多分ひがわりと盛り合わせでは、納豆ともう1品違うだけだと思います。その1品がカレーだったら笑えますけど。
何でしょうこのあまりにも魅力的なカレーは!?
サラリーメンズのお子様ランチのような
面白い風情でございますわね!
こ、これはー!突撃しませんとー!
確かに、スパゲティやら赤いウインナーやらが乗っててお子様ランチみたいですね。
洋食のおかずはまだいいんですけど、玉子焼きとかかき揚げはどうみてもカレーとは合わないと思うんですが、きっとこれもシニアのご夫婦がお客さんにおなかいっぱい食べてもらいたい、という思いの表れだと考えれば、何か暖かい気持ちになるような気がします。
こんなお店はさすがにこの界隈でもなかなかないので、ある意味貴重な体験ですね。
このお店は、私の伯父のお店です。
今は、もう体調を崩し閉店していますが・・・
ご意見も色々ありがとうございます。
伯父はこのメニューのような人柄です。
ちゃきちゃきの江戸っ子です。
このようなブログを拝見し、なんだか嬉しくなりましたw